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ときどき映画館日記

おためし中

女の闘ひ

新東宝 1949年

高峰三枝子の社長令嬢と、木暮実千代のカフェーの女給が、幸せをつかもうとそれぞれ闘う話。二人の対決になるところもあるけれどそれはね・・ということで、あくまで、1949年の作品だからという前提付きの「幸せ」探求話ではあるけど、二人の友情も描かれる。

ネタバレますが、

高峰三枝子演じる由美子は、ある事情で新婚早々未亡人となるのだけど、たったひとりの息子をなくした義母と、母をはやくになくした由美子が、ふたり仲良く暮らしていく、ていうのが、これも理想系だし現代だと結婚にしばられたくない、という考えになるのだろうけど、当時としたら美しい話だったのだろうな。

1949年なので、ファッション面は今みるとつらいものもあるのだけど、最後のシーンで、高峰三枝子が着ていたシンプルなワンピースと、ひつじみたいな髪型(角が頭の横にくるくる巻いてるタイプのひつじさんみたいな。レイア姫のもうちょっとコンパクト版というか)が、なかなか可愛らしく似合っており、うしろからみると、真ん中の分け目がすっと通っていて、その後ろ姿がラストシーンだった。

監督 千葉泰樹  脚本 八住利雄
シネマヴェーラ 「新東宝のディープな世界」